今回は、法人化のメリットについてお話したいと思います。
個人事業をされていて、法人化を検討するきっかけには、様々な理由が あるかとは思いますが、その中でも節税対策を絡めた手取り収入の増加の為! というのは、少なくありません。
ちなみにですが、法人化の目的が、節税対策を絡めた手取り収入の増加の 為だけであれば、合同会社(LLC)が最も適しています。
設立費用は株式会社より約14万2千円も安く出来ますし、煩わしい決算公告や 定期的な役員の変更登記が不要で、尚且つ、法人としての扱いは株式会社等と 全く同じであるからです。
さて、では具体的には、節税対策を絡めた手取り収入の増加とはどういったものでしょうか。
たとえば、次のようなものがあります。
1.生命保険料を経費化できる。
2.退職金を経費として支給できる。
3.所得分散によって、税金を減らせる。
4.マイホームを社宅経費として購入し、固定資産税や火災保険、リフォーム代も 経費処理出来る。
5.会社のお金で、株やファンド(投資信託)、FXなどが購入できる。
6.家族旅行を福利厚生費として計上できる。
・・・などなど。
ただし、これらには一定の条件がある場合がありますので、実際に 行う場合は、税理士さん等に相談してから行う方が安全です。
(規程から外れた処理の仕方をしてしまうと、脱税となってしまう恐れが ありますので、十分ご注意下さい)
色々な物価が上昇してきて生活が大変になってきている昨今ですが、 法人化によって、合法的に手取り収入を増やすことが可能で ありますので、検討の価値はあるかと思います。
それでは今日は、ここまでです。